見ないふりの限界~私がシンママになるまでのお話

シンママの結婚生活

1000万円の借金…

当時の私には離婚という選択肢はなかった。

高校は地元の進学校→大学→地元の大手企業へ就職。

20代前半で結婚、出産。

2人のかわいい子供達。

田舎の娘の模範ケース(笑)

自慢の娘。

離婚で出戻りなんて絶対出来ない。

親に恥をかかせられない。

何とか解決策を考えた。

外車を買った、家を建てた、事業に失敗したと思えば1000万円なんて安い!

一緒に返していける!!

本当に外車を買ったならね…

本当に家を建てたならね…

本当に事業に失敗したならね…

ずっと私に嘘をついて親友を悪者にしてまで私を騙していた旦那さん。

私はその親友を見る度に私達のお金返して!人にお金借りないで!と心の中で思ってた。

その人は何も悪くないのに。

ずーっと考えた。

この人とこの先何十年も一緒に居なきゃいけないのか…

もう好きではなかった。

でも3歳と生まれたばかりの赤ちゃんがいる。そして専業主婦の私。

一緒にいるしかない…

他に選択肢はない…

と思っていました。

それから数日。

旦那さんからある提案がありました。

「借金はもちろん俺が全部返す。

まみちゃんと子供を本当に愛している。

ずっと一緒にいたい。

そのためにこのアパートを出て俺の実家に帰ろう!

俺の借金は俺の給料で返す。

まみちゃんも働きたいって言ってたよね?

働いて生活費を出してくれないかな?

俺頑張るよ!

絶対いつか幸せにする!!」

もちろんそのうち私も働いて家計を支えるつもりだった。

え?でもちょっと待って…?

あなたは自分の借金を返す…

これは当たり前よね?

で?

私が働いてあなたと子供2人を養うってこと?

…え?

私が大黒柱?

お前捨てて子供2人を養った方がよくね?

母子手当も貰えるしその方がよくね?

好きでもない裏切り者のお前いらなくね!?

という思いが私の中に生まれてきました。

未だ誰にも言えず1人で悩む日々。

子供にとってはとてもいいパパ。

子供達からこの人を奪うことはできない。

そして私もバツイチになりたくない。

悶々と悩む日々。

もう1人では抱えきれないほどの闇に私は押しつぶされる寸前でした。

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