突然の悪夢~私がシンママになるまでのお話

シンママの結婚生活

2人の子供に恵まれ、ただ一つの闇を除いて本当に幸せな生活を送っていました。

結婚して4年が経とうとしていたある日…

その日は突然やってきました。

急に日中に家に帰ってきた旦那さん。

どうしたの?

「いや、別に何もないよ。ただ顔見たくてさ…」

あ…またあの顔…

ピンときた…

いや、何もなくないでしょ!何があったの?また浮気したの?

「違う!浮気なんてしてない…」

とまた急に土下座をし泣き出した。

「ごめん!実は…借金がある。ずっと言えなくて、もうどうにもならなくなった…」

え?借金??

何となく気付いていました。

自動車税の支払い分を渡していて払ったはずなのに届く督促状…

え?お金渡したよね?払ってないの?

「ごめん!まだ払ってなかった!親友がどうしてもお金が必要で困っていて助けた。」

あのね、とてもいいことだとは思うけどうちも余裕があるわけじゃないの。お金は貸さないで!余裕がないというかうちもじゅうぶん困ってるよ!貧乏なんだよ?

「うん!ごめん!次は絶対払う!」

仕方なく私の独身時代の貯金から税金分を再度渡しました。

絶対払ってね!そして今すぐ返してもらって!

出産で入院した時。

「すみません。まだお支払いがまだのようですが…」

出産費用。30万円くらい。

まだお金払ってないの?退院できないよ?

「あ!ごめん!今から払う!」

なんかひっかかる…

違和感…

でもその時は追求しませんでした。

私は妊婦で動けなかったため、銀行カードや私のクレジットカード全部旦那さんに預けていました。

2人目を出産後も幼い子がいるので1人で行動することがなかったため、引き続き全てを任せていました。

土下座で泣きじゃくる旦那さんに

借金っていくらあるの?

「…1000万超えるくらい…」

私は下の子を抱いていましたが、その場に膝から崩れ落ちました。

1000万…

どうして?何に使ったの?

「大きいものを買ったとかはない。実は結婚前から言えなかった借金があってそれを内緒で返していてどんどん大きくなってしまった」

しばらく私は動くことが出来ませんでした。

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